
スマートフォンやタブレットの企業内活用が一般化するのに伴って注目されはじめたのが「モバイル端末管理(MDM:Mobile Device Management)」です。海外製品をはじめとしたネットワークセキュリティ製品を扱うデータコントロール社では、スマートデバイスの展開からセキュリティ、モニタリング、管理、およびサポートまでの全ライフサイクルを一元管理するMDMソリューション「AirWatch」を提供しています。

スマートフォン/タブレットを管理するMDMソリューション「AirWatch」。実機を使った動作検証による品質確保を、フレックス・ファームの『実機検証サービス』が支えています。
AirWatchは、2011年6月からデータコントロールが国内での販売を開始しました。リモートワイプやロック、ポリシーやアプリケーションの配布・適用といった基本的な機能を備えながら、iOS/Android/Windows PhoneなどのマルチOS対応や、複数の部門で利用可能なマルチテナント対応を備えています。
また、お客様のポリシーに応じてオンプレミス/アプライアンス/SaaSから利用形態を選択できることも、他のMDMソリューションとの差別化を図っています。

本検証の特長

【上記の結果】
新機種テストをKSKに依頼したことで、お客様はMDMソリューションの継続的な信用を維持することができています。
データコントロール「AirWatch」担当者様のコメント
営業本部 販売推進部 ゼネラルマネージャー 様より
── KSKに依頼した背景を教えてください。
「AirWatch」は海外製品であるため機種対応の情報が少なく、品質確保のためには独自に検証する必要がありました。とくに、対応・非対応や機種別の動きの差異について導入企業様から問い合わせを受けた際に、回答に苦労していた点を解消したいと考えていました。
日本で発売されるスマートフォン・タブレットすべてを手配し、テストを実施するのは現実的ではありません。自社の課題を相談できそうな事業者を検索して、KSKに電話で問い合わせました。
── KSKに依頼を決めたポイントを教えてください。
KSK営業担当者から、素早く的確な応答がありました。その後の説明と提案は自社要望と合致し、予算に対する柔軟さもありました。決め手は、検証プランの提案が良かった点です。
── KSKの実機検証サービスをどう活用していますか?
2012年4月に 「多機種テスト」を実施し、その後、現在まで定期的に 「新機種テスト」を実施しています。
Agentアプリのインストールから各機能の稼働確認まで、細かなチェックリストを使った検証です。利用者と同じ視点で実機を操作し、少しでも想定と違う動きがあったらスクリーンショットを使った見やすいレポートで報告してくれています。このレポートは、製品サポート時に役立っています。
また、AirWatchのバージョンアップや追加機能のタイミングでも検証を実施しています。事前にトラブルを発見できるため品質確保に役立っています。
── KSKの実機検証サービスの良いところは?
【新機種とOSバージョンアップ機種の検証実施】
新機種を定期的に検証してくれるのは非常にラクです。また、スマートフォンはOSのバージョンアップによる仕様変更があるため、バージョンアップ機種も検証対象としてもらえるので安心できます。
既存機種、新機種、OSバージョン違い機種と、継続的な保有コストやテスト実施リソースを考えれば、KSKに依頼することは結果的に省コストであると思います。
【コミュニケーションの良さ】
見積りや経過報告に関する問い合わせに対して、回答までの時間が早く、分かりやすい説明でした。また、スケジュール変更にも、検証プランの提案も柔軟かつ迅速に対応してくれています。
── KSKへひと言
次々と新しいスマートフォンが発売される中で、実機で検証することにより製品の信頼性を高めることができています。KSKには、MDM製品を裏で支えるパートナーとして、今後も継続的な支援をお願いします。
株式会社データコントロール
【本社】
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【東京事業所】
〒141-0031
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会社情報WEBサイト:http://www.datacontrol.co.jp/about/
- 事例掲載:2013年2月
- 記載内容、数字はすべて取材日時の時点でのものです。
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