
日本航空株式会社(以下、JAL)は、日本と世界を結ぶネットワークキャリアとして、航空輸送事業のみならず、航空会社ならではの視点により、国内外の様々な支援活動に取り組んでいます。
お客さまに世界一の安全性、定時性、快適性、利便性を提供することで、
「お客さまに一番にお選びいただき、愛されるエアライングループ」をめざす――――
そのひとつとして、お客さまの使いやすさを第一に考えた、モバイルサービスの向上に努めています。
JALケータイサイトについて
―「x-Servlet」が導入されている、JAL様のモバイルサイトについてご紹介ください。
2014年12月、JALモバイルサイトにおいて基盤更新を行いました。
現在JALモバイルサイトでは、空席照会、各種予約、会員ログインなどの機能を提供しております。
当システムでは以下のコンセプトを実現しております。
- 携帯端末ご利用のお客様に対する利便性を重視したサービスのご提供
- 携帯キャリアへの対応をコンテンツ変換ソフトにより対応し、運用負荷を軽減
- アプリケーションソフトウェア、及び各コンテンツの一元管理
各キャリアからの接続方法は以下になります。

※こちらはPCサイトになります。


→ 地図・交通・旅行 → 航空 → JAL日本航空


モバイルサイト運用における費用軽減を実現
―今回、「x-Servlet」を選定された理由についてお聞かせください。
複数のツールを調査・比較し、x-Servletを導入する事で、
- 携帯キャリア毎に分離していた変換ソフトウェアを1台に統合することによる
運用費用の削減 - 携帯端末の新機種への対応を自動化、これによる費用の軽減
- コンテンツの一元管理による費用の軽減
の実現が可能であると判断し、x-Servletの導入を決定しました。
モバイルサイト構築での問題点
―モバイルサイトを構築する際に、何か問題はありましたか。
当初、x-Servletの製品について理解が浅く、URLの変換やコンテンツルールの記載について何度も問い合わせや検証を経てサービスインまで持っていく事ができました。
その際には、サポート部門の方に早急に対応頂きまして、誠にありがとうございました。
x-Servletに期待する機能
―「x-Servlet」をご利用いただいたご感想をお聞かせください。
保守サポートにおいては、いつも早急な対応を頂いており、感謝しております。
サイト運営を続けるうえで、情報・判断力をこれからもご支援頂ければと思います。
製品の機能において、大きな不満はありませんが、一点、今後のバージョンにてご対応頂きたい点があります。
それは、デバッグログについてですが、恐らく開発時点で使用するものであり、本運用でデバッグログを使用することを想定されていないものと推測致しますが、本運用においても不具合事象が発生した場合は、調査のために必要なものと考えています。
可能であれば、デバッグログの出力を制限できるオプション(エラー時のみ出力)や、ログを自動的にローテートする機能があると有効であると感じました。
今後への期待
―KSKへの今後の期待をお聞かせください。
今回、JALモバイルサイトの基盤更新に多大なご支援を頂きまして、誠にありがとうございます。
KSK様には、引き続き弊社のシステムをご支援頂く事を希望いたします。
どうぞ、今後とも宜しくお願い致します。
日本航空様
本日は貴重なお話しをありがとうございました。
- 事例掲載:2015年5月
- 記載内容、数字等はすべて取材日時点のものです。
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