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モバイルファースト時代のマルチデバイス対応を確実・簡単に

スマートフォン中心のインターネット時代に向けたビジネスの方向性

 フレックス・ファームでは、2008年から携帯サイトの品質に着目してビジネスを強化してきました。その成果を簡単に振返り、今後のビジネスの方向性をご紹介します。

2008年-2010年の成果

 およそ以下のことをしてきました。

  1. 携帯サイトの品質という観点から製品・サービスの価値の確認
  2. 検証サービスのISO9001認証取得、製品開発業務での品質マネージメントシステムの構築など自社の業務プロセスの品質改善
  3. アンケートの実施、お客様の声の共有、聞くスキルの向上などお客様の理解を深めること
振り返ると、これらの活動の中で、お客様を起点に動く組織や社風への変化が自然に起きてきました。当初の狙いは品質に着目した製品・サービスの拡充であったのですが、思いがけない副産物が得られました。

スマートフォンの出現

この3年間の最後の年にはAndroid機種の本格的な発売を切っ掛けにスマートフォンが急速に普及し始めました。その当時、スマートフォンを街中で見かける機会が急に増えたので、実際はどうなんだろうと自分で調査しようと思い立ちました。そして自分の通勤経路で、手に機器を持っている人を見つけ、ケータイを操作しているのかスマートフォンなのかを観察しました。その結果スマートフォンの割合が28%であったことに大変衝撃を受けました。そのとき製品・サービスのスマートフォンへの対応スピードを上げる必要性を痛感したのでした。そしてここ半年は、製品・サービスのスマートフォン対応を集中的に進めてきました。

主な成果は、「スマートフォン虎の巻」、「スマートフォンオールスペック」、「スマホどうなの診断」、「実機検証スマホ安心パック」、「x-Servlet Version 2.9」でのAndroid対応、新製品「x-fit」のアルファ版などです。
 ここまでで痛感しているのは、ケータイとスマートフォンの違いの鮮烈さです。
 主要なところで比較をしたのが以下の表です。

[表1] ケータイとスマートフォンの違い
  ケータイ スマートフォン
ブラウザ機能 ・15年前のWeb技術
・HTML4.01サブセット
・文字+画像
・最先端のWeb技術
・HTML5
・動く画面
アプリ キャリア公式サイトなどからインストール 世界規模のマーケットから自由にインストール
ステークホルダー 3キャリア Google、Apple 、Microsoft など
操作 キーパッド タッチパネル
ハードウェア 日本市場で生産・流通 世界市場で生産・流通

もう一つはインターネットデバイスの多様性の広がりです。
 私どもの製品・サービスはWeb中心なので、画面の大きさとブラウザ機能だけに着目してみても、以下の図のような多様性の広がりを分っていただけると思います。iモードが出現する前の1999年には実質PCしかなかったのですから、ここ10年の変化はめざましいものがあります。

[図1] インターネットデバイスの多様性マップ
∗「imb1.0」,「imb2.0」 はそれぞれ「iモードブラウザ1.0」,「iモードブラウザ2.0」を指します。

このように多様性が進むと、すべてのデバイスに同じ情報サービスを提供するのが大変になってきます。
 しかし利用者は、当然自分が持っているデバイスが何であっても、すべてのサービスが利用できることを期待します。今回の大震災でも、必要な情報サービスが自分のデバイスからは利用できずに困ったといった声を多数聞きました。
 今後はモバイルファーストという言葉が海外で出てきているように、スマートフォンがインターネットの中心になりながら、ケータイが相当数残り続ける未来を予期しています。その中で、情報サービスの提供者は、益々多くのデバイスに対応させるための困難が拡大していくのではないでしょうか。

今後のビジネスの方向性

 今後は、スマートフォンがインターネットの中心となることから、以下の図のようにPC向けのWebサイトがスマートフォンに対応(1)、新規のスマートフォンサイト(2)、携帯サイトのスマートフォン対応(3)の3つの流れが想定されます。

[図2]スマートフォンへの3つの流れ

これらのすべての流れの中で、デバイスの多様性により発生する問題を解決する製品・サービスを発展させていきたいと考えています。
 また今まで取組んで来た品質についても、お客様をもっとよく理解し、デバイスやITの技術革新にも追従しながら、いっそう向上させていく所存です。

以上

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